早稲田大学マスコミ研究会

公式HPはこちら→https://waseda-massken.com/

UNIDOL 2021-22 Winter 関東予選 早稲田チームパフォーマンスレポート【早稲田チームコメント付き!】

 


f:id:waseda_Massken:20220224203004j:image



 今回は12月14-15日に行われたUNIDOL 2021-22 Winter関東予選における、早稲田発のアイドルチームの活躍を取材しました!

 今大会では1日目に「夏目坂46」、2日目に「君はトキシック」「ももキュン☆」が出場。新型コロナウイルスによる制限もあるのもの、会場への集客に加えオンライン配信も導入することで、例年以上の観客を集めることに成功しました。

 輝く笑顔で懸命に踊る大学生アイドルの姿が、そこにはあります。早大生アイドルたちの活躍をぜひご覧ください!

 

 

 

・UNIDOLとは 

 各大学を代表するアイドルコピーダンスサークルが出場する、アイドルダンスコンテスト! 学生が運営するイベントの中では、集客数はトップクラス。

 大会の特徴は、振り付けや衣装、さらには自作ムービーまで用意してパフォーマンスをする点です。観客全体を笑顔にしようと楽しそうに踊るチームから、ひたすらにカッコいいダンスで魅了するチームまで、魅せ方は様々。全てのチームが入賞を目指し、胸の熱くなる演技を披露します。

 

【審査方法】

パフォーマンスは各チーム7分30秒。

ダンス・表現力・個性・演出・魅了度の5項目で審査

審査員票に加えて、会場・オンライン投票(1人2票)で順位を決定します。

 

 

目次

 

 

 

【各チームパフォーマンスレポート】

________________________

『夏目坂46』

f:id:waseda_Massken:20220113191346j:plain

主に坂道グループの曲をコピーするダンスサークルです。坂道らしい清楚感と、フレッシュさを大切にしています。今大会は6人という去年と比べて少ない人数でしたが、一人一人の個性が光る見応えのあるステージでした。

 

1曲目 『命は美しい』乃木坂46

白と黒を基調とした衣装で登場。クールで落ち着いた雰囲気の楽曲で、ステージ上のメンバーの表情も引き締まっていました。緩急のあるダンスが特徴的で、しなやかな手の動きなどがしっかりとそろっていた部分にレベルの高さを感じました。

 

2曲目 『なぜ 恋をして来なかったんだろう』櫻坂46

1曲目とは違い、アップテンポな楽曲。ステージを広く使ってダイナミックに動くダンスが会場を盛り上げました。スカートの裾を少しつまむ振り付けがまさにアイドルという感じで、とても印象深かったです。パフォーマンス後には観客から歓声も聞こえました。

 

3曲目 『秘密インシデント』≠ME

ラストは王道アイドル系のかわいく元気な楽曲。水色のトップスに白のスカートという爽やかな衣装に早着替えし、笑顔いっぱいでパフォーマンスを披露しました。全体的に動きが大きくそろっており、特にサビ部分は圧巻でとても見応えのあるステージでした。

 

f:id:waseda_Massken:20220113191452j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113191434j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113191413j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113191400j:plain

 




________________________

『君はトキシック』

f:id:waseda_Massken:20220113190635j:plain

二日目唯一のソロ出場で、他グループによる大人数のパフォーマンスとの違いを全面的に押し出していました。完成度の高いダンスで、れいかさんが一人挑みます!

 

1曲目 『春風』大阪☆春夏秋冬

 

 ステージに一人、白い衣装で凜とした佇まいです。次々と繰り出される力強い振り付けに目を奪われました……。縦横無尽にステージを駆け巡るパフォーマンスが清々しい。4年間の練習の成果が今、花開きました。

 

2曲目 『夢が夢じゃなくなる日まで』 Jewel

 黒い衣装に着替えて2曲目へ。指からつま先まで神経が行き届いたダンスと感情のこもったこの曲は相性抜群。ダンサブルな曲じゃないぶん、表現に力を注いだパフォーマンスは彼女の独壇場でした。

 

3曲目 『流れ弾』 櫻坂46

ステージが暗転し、ステージから一瞬消えたれいかさん。ステージが明るくなるとともに音楽も開始。赤い衣装に着替えた彼女が現れました! 真剣な顔に惚れます……。ステージ後ろのスクリーンの映像も情熱的な世界観にチェンジ。スクリーン、音楽、パフォーマンス、衣装、表情。全てが熱のこもった雰囲気を作り上げています。

 

全パフォーマンス終了。「ありがとうございました。」とかわいい声で挨拶し、深々とおじぎをしてステージを後にしました。かっこよく踊る姿とかわいい声のギャップに心を射貫かれました。最後まで「君はトキシック」から目が離せませんでした……!

 

 

f:id:waseda_Massken:20220113190648j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113190658j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113190709j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113190719j:plain




________________________

『ももキュン☆』

f:id:waseda_Massken:20220113190459j:plain

今回のテーマは「全力全開」。開催がかなわなかった去年の冬決勝、今年の夏決勝への想いをこめて、9人のメンバー全員の元気あふれるパフォーマンスを見せてくれました。

1曲目 『響け!ファンファーレ』  虹のコンキスタドール

虹色のスカートが目を引く衣装で登場。サビの一列になっての踊りはとても息が合っていて揃っており、私たち観客の心を掴みました。

 

2曲目 『Be lonely together』  アップアップガールズ(2)

ステージを大きく利用したダイナミックな踊りが特徴的でした。緩急を意識したパフォーマンスは大胆ながらも繊細さを感じ、ももキュン☆のパワフルかつカッコいい一面を見ることが出来ました。

 

3曲目 『千秋万歳!電波一座!』  でんぱ組.inc

2曲目と打って変わってコメディ調の曲でしたが、リズミカルかつ息のあった彼女たちらしさを感じさせる、唯一無二のパフォーマンスを披露してくれました。

 

4曲目 『46億年LOVE』 アンジュルム

最後の曲まで全力で踊る姿に心を奪われ、最後に「ありがとうございました」と息を切らしながら全員で言う彼女たちにに、自然と拍手をしてしまう、圧巻のステージでした。

 

f:id:waseda_Massken:20220113190434j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113190444j:plain

 

f:id:waseda_Massken:20220113190513j:plain

f:id:waseda_Massken:20220113190526j:plain

 

 

【結果発表】

【1日目入賞チーム】

第1位「SPH mellmuse/上智大学

第2位「さよならモラトリアム/慶應義塾大学

第3位「立教アイドル研究会/立教大学

第4位「Like/桜美林大学

 

堂々の第1位を勝ち取った「SPH mellmuse/上智大学

 

会場全体が息を吞んだ圧巻のパフォーマンス。審査員、会場投票、オンライン投票のすべてで1位を獲得。誰もが納得する1位でした

 

【2日目入賞チーム】

第1位 「君はトキシック/早稲田大学

第2位 「ショコラルミエール chocolat lumiére/K大学」

第3位 「Tomboys☆/東洋大学

第4位 「UNGRID/慶応義塾大学」

 

2日目の優勝は、「君はトキシック」。ソロ出場での予選1位通過は大会でも類を見ない快挙です。「4年間を最もユニドルに捧げてきた」と話すれいかさんのパフォーマンスに終始圧倒されっぱなしでした。中毒性のある魅惑のチームを目指している「君はトキシック」。見事に私も君トキ中毒です!



 



【各チームからのコメント】

予選終了後各チームから頂いたコメントを掲載致します!

なお、二日目入賞者発表後、見事一位通過を果たした『君はトキシック』のれいかさんにインタビューをすることができました。

 

君はトキシック

f:id:waseda_Massken:20220113174415j:plain

 

今大会でのこだわり・意識したこと

 曲のイメージによって3着の衣装をすべて変えたところです。1曲目は爽やかな春の風をイメージした白、2曲目は夢を叶えるための強い決意を現す、力強い黒、そして3曲目は原曲のMVでも基調とされている赤のドレス。3着とも全く異なる色の衣装を着ることで、それぞれの曲の良さを最大限引き出せるよう工夫しました。また、1人でステージに立つということで全体的に小さくまとまってしまわないように指の先まで意識して動作を大きくしたり、ステージを広く使えるよう移動の仕方を工夫したりしました。

 

1位通過を受けての感想

 正直、決勝に進出できるだけでも本当に嬉しくて、4位までに入れたら良いなと思っていました。そのため、1位で名前を呼ばれたとき、嬉しさよりも先に驚きで頭が真っ白になってしまいました。ここにたどり着くまでたくさんの苦労や悩みがありましたが、今大会に出場することを選んで本当に良かったと思っています。そして、これまで支えてくださったたくさんの方々に、こうして1位という結果で恩返しをすることが出来てとても嬉しいです!

 

決勝への意気込み

決勝は1人ではなく、チームの仲間が一緒に闘ってくれます。予選でたくさんの方に応援していただいた分、決勝では更にパワーアップしたきみトキをお見せできるよう最後まで精一杯頑張ります! 応援宜しくお願い致します!

 

 

入賞発表後インタビュー

・1人で出場することへの不安

4年生とはいえ1人での出場することになり、本番の数日前までは不安でした。しかし、メンバーが一人ひとりがダンスや表現力について意見をくれ、当日もメンバー10人が駆けつけ見守ってくれました。仲間からのたくさんの支えがあったからこそ、優勝できたのだと思います。

 

・こだわり抜いた背景映像

撮影は母に手伝ってもらいました。カメラもさわったことがない母親に、一つひとつカメラワークを指示しながら、こだわって撮ることができました。編集は全て自分で行いました。

 

・ユニドルで一番好きなところ

テンプレがなく、毎回何が起こるかわからない。絶対勝てるステージというものが無い中で、どのように勝てるか?を模索しています。賭け事的な、癖になる感覚があるそうだ。また今日のパフォーマンスについて、過去一番のパフォーマンスができた!と語っていました。

 

 

 

夏目坂46

f:id:waseda_Massken:20220113174448j:plain

 

今大会でのこだわり・意識したこと

6人という少人数で挑んだ大会だったこともあり、こじんまりとしたパフォーマンスに見えないように、いかにステージを広く使って、見てくださる方を飽きさせないかを考えました。また、衣装を曲ごとに全て変えることで雰囲気を変え、セトリの緩急を付けることにもこだわりました。

 

予選を終えての感想

チームとしても各々でも沢山の反省点が見つかりました。私たちは、もっともっと揃えて"魅せる"パフォーマンスができたと思います。また、各々が曲の意味を理解し、それに合わせた表情の切り替えなどができると良かったと思います。今大会では、〇〇までに〇〇してたら、とか、〇〇があれば、など「たられば」が多かったので、敗者復活戦では前もっての行動を心がけます。

 

敗者復活戦の意気込み

私たちはここで諦めません。敗者復活戦では、"新生夏目坂46"をみなさんにお届けできるよう精進いたします。そして絶対に決勝に行きます!

 

 

 

ももキュン☆

f:id:waseda_Massken:20220113174453j:plain

 

今大会でのこだわり・意識したこと

私たちは今回、1・2年生のメンバーのみで出場させていただきました。先輩方がいない中で、いかにして私達が憧れを抱いてきた「ももキュン☆らしさ」を出すことが出来るのか、そもそも「ももキュン☆らしさ」とは……? らしさを目指して考えたセトリは、果たして今の私達にマッチしているのかなどなど、時間をかけて話し合いを重ねて7分半を構成しました。

 

予選を終えての感想

率直にとても悔しいです。見返してみると、至らない点やもっとできたはず……という反省点が数えきれないほどあり、自分達の力不足を痛感しました。幾度も予選通過を果たしてきたももキュン☆の歴史を紡ぐことが出来なかった申し訳なさもあり、大会直後はメンバー全員とても落ち込んでいました。ですが今は、それをバネに絶対に敗者復活戦で勝ち抜こうと意気込み、闘志を燃やしています!!

 

敗者復活戦の意気込み

私達ももキュン☆は、今の私達にできる200%の努力を積み重ね、絶対に敗者復活戦を勝ち抜いて決勝の舞台を掴み取ります! 皆さんに感動を届けられるステージを創りますので、応援していただけると嬉しいです!




 

 1人で出場し優勝する快挙を成し遂げた「君はトキシック」、惜しくも入賞は逃したものの素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた「夏目坂46」と「ももキュン☆」。予選大会を終えて、3チームとも決勝戦・敗者復活戦への熱い意気込みを感じました。

 

 そんな彼女たちの活躍をあなたも見てみませんか? 

2/28(月) 全国の予選突破チームが出場する決勝戦と、惜しくも予選敗退となったチームが出場する敗者復活戦が同時開催されます!

 場所は中野サンプラザホールで開催の予定。オンライン配信も予定しているので、東京に来られない方も大歓迎です! 興味のある方はUNIDOLホームページから詳細をご確認ください!