早稲田大学マスコミ研究会

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原作未読の大学生が映画マチトムを見てみた!【試写会レポート③】

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 今回は、映画「都会のトム&ソーヤー」の完成披露試写会にお邪魔させていただきました。私は「都会のトム&ソーヤー」を読んだことはなく、試写会で初めて作品に触れます。トム&ソーヤー未読の人間から見たレポをお届けします!

 

 試写会は舞台挨拶から始まります。メインキャストの城桧吏さんを初め、まだ中学生のキャストが壇上に並ぶ。時折噛んでしまう場面もありつつも、しっかりと受け答えされていて感服しました。中学生の私があの舞台に立ったとしても、緊張して何も言えなかったと思います......(笑)。中学生ながら、すでに俳優としての度胸を持っているのですね。

 

 いよいよ「都会のトム&ソーヤ」の観賞。序盤に出てきたソーヤの秘密基地(正確には秘密砦)には大興奮。まさに、子供の頃思い描いた秘密基地でした。御曹司のソーヤが、親のお金でなく自分の手で家具や本を集めた点も素晴らしい!秘密基地の家具は自分で揃えてこそです。

 

 そして、ナイトとソーヤは体験型ゲームに挑むことに。劇中の演出や音楽、役者の演技がゲームに臨場感を与えています。特に、「Z」の演技が凄すぎて驚愕。「本当にゾンビになっているのでは?」と、疑うほどです。そんなZに追われながらも、機転を効かしてピンチを乗り越えるナイト。その類い稀なるサバイバル能力は尊敬していまします。ナイトは自称「どこにでもいる平凡な中学生」なのですが、映画での活躍は非凡そのもの。格好良すぎです。良い意味で「二度と平凡を名乗るな!」とツッコミみました。

 

 映画を見終えて「これを小学生の時に見たかった!」です。秘密基地や街全体を使った体験型ゲーム、謎解きや悪役との戦い。小学生をワクワクさせる要素がこれでもかと詰まっています。小学生の私がこの映画を見たら、次の日から都会のトム&ソーヤごっこを始めるでしょう。ソーヤの口癖を真似して「that's right」と言い出すこと間違いなし。

 

 少年の気持ちを思い出せる、素晴らしい映画だと思います。皆さんもぜひ、劇場に足を運んでみては如何でしょうか?